あなたはオーナーシップエコノミーをご存じですか?

オーナーシップエコノミーは聞いたことない?
どういう意味なの?
NFT、DAOとどう関係しているの?
こんな疑問にお答えします。
🔵本記事でわかる事
- オーナーシップエコノミーとは何か
- オーナーシップエコノミーとNFT、DAOの関係
この記事を書いてる僕は、投資歴3年の薬剤師。暗号資産(仮想通貨)の投資で1000万円の利益をだしました。現在、進行中。
暗号資産(仮想通貨)で億り人になる人がいる中で、そこまですごくないと思う人がいるかも知れませんが、僕はデイトレーダーみたいにチャートはほぼ見ません。
暗号資産(仮想通貨)を勉強して、日本円より暗号資産(仮想通貨)を貯金するほうが将来、安心と考えて投資(貯金)してるだけです。
それでは解説していきます。
オーナーシップエコノミー
オーナーシップエコノミーとは
オーナーシップエコノミーとは英語でOwnership economyです。
Google翻訳で訳すると「所有経済」、つまり、「所有権がある経済」という意味です。
あなたが今、生きている世界は「所有権がある経済」でしょうか?
例えば
- スーパーで買った野菜
- 秋葉原で買った好きなアイドルのトレーディングカード
- 家を建てるために買った土地
買ったものはあなたのものでしょうか?
→はい。あなたのものです。あなたに所有権があります。
次の例はどうでしょう。
- スマホゲームで課金して買ったアイテム
- Kindleで買った電子書籍
- iTunes Storeで購入した音楽や映画
買ったものはあなたのものでしょうか?
→いいえ。100%あなたのものではありません。あなたに所有権はありません。
2018年にこのようなツイートをした人がいます。
Me: Hey Apple, three movies I bought disappeared from my iTunes library.
Apple: Oh yes, those are not available anymore. Thank you for buying them. Here are two movie rentals on us!
Me: Wait… WHAT?? @tim_cook when did this become acceptable? pic.twitter.com/dHJ0wMSQH9— Anders Goncalves da Silva (@drandersgs) September 10, 2018
一部を翻訳すると

ねえAppleさん、私が買った映画が3つ、iTunesのライブラリーから消えてました。

そうそう、それらはもう利用できない。購入していただきありがとうございました。お礼に映画レンタルを2本、サービスさせていただきます。

待って、何?
この人がiTunes Storeで購入した映画はこの人に所有権はなかったのです。
次に、Amazonの利用規約の一部をみてみましょう。
Kindleコンテンツは、コンテンツプロバイダーからお客様にライセンスが提供されるものであり、販売されるものではありません。
Kindleの電子書籍は販売されてるわけではないんです!
残念ながら、AppleやAmazonからデジタル商品の所有権を得ることはできません。
今、生きている世界はデジタル商品に関しては「所有権がある経済」とはいえないのです。
今のGAFA(Google、Apple、Facebook(Meta)、Amazon)が支配するWeb2.0の世界は、デジタルなものはあなたに所有権があるようでない世界なのです。
これを変えようとするのがオーナーシップエコノミーです。
NFTとの関係
先程、2018年にツイートした人を救ってくれる技術が誕生しました。
それこそが「NFT」です。

NFTとはNon-Fungible Token(非代替性トークン)の略称です。
偽造することのできない唯一無二のデジタルデータ(音楽・映像・画像などを数値で表したもの)のことです。
購入する映画がNFT化されていれば、所有権をもつことができます。
近い将来、デジタル商品も所有する時代がくるでしょう。
DAO との関係
そして、オーナーシップエコノミーが目指すさらに上の世界があります。
それは、組織、サービスそのものを「所有権がある経済」にするというものです。
今、Appleの株を買ったらAppleのオーナーになったことになります。
しかし、実際にオーナーとしてiphoneにこんな機能をつけたほうがいいとAppleに対して発言する権利はないですよね。
これを変えようというのがオーナーシップエコノミーの目指す理想像です。
この理想像を実現するのが「DAO」です。
「DAO」はDecentralized Autonomous Organizationの略語です。翻訳すると「分散型の自律した組織」です。
DAOは株式会社の未来と言われています。みんながオーナーという考え方です。
わかりやすいDAOを紹介します。
それが「Ninja DAO」です。
Ninja DAOは日本のNFT分野の第一人者のイケハヤ氏が運営するDAOです。
Ninja DAOは、イケハヤ氏が手掛けるCryptoNinjaのNFTを応援して盛り上げるために作られました。
メンバーは、CryptoNinjaの2次創作のNFTを作って、それを売って稼ぐこともできます。
また、CryptoNinjaを世に広めるための活動をみんなで考えてやっています。
イケハヤ氏が中心に運営をしていますが、Ninja DAOに参加するすべてのメンバーが平等に意見を出し会える真のDAOを目指しています。
興味のある方は無料で参加できますのでDAOの世界に触れてみてください。
まとめ
今回は、オーナーシップエコノミーについて解説してきました。
オーナーシップエコノミーは世界が目指すべき理想像と言えます。
そして、今現在がオーナーシップエコノミー元年といえるかもしれません。
「NFT」、「DAO」がオーナーシップエコノミー元年を象徴するものと言えるでしょう。
あなたもぜひ、「NFT」を購入し、「DAO」に参加して、「所有権がある経済」をご自分で実感してみてください。