あなたは仮想通貨テゾス(XTZ)をご存じですか?

テゾス(XTZ)? 聞いたことないな?
どんな通貨なの?
こんな疑問にお答えします。
🔵本記事でわかる事
- テゾスとは何か
- テゾスの特徴
- テゾスを取り扱ってる取引所
- テゾスの将来
この記事を書いてる僕は、投資歴3年。仮想通貨の売買で1000万円の利益をだしました。現在、進行中。
仮想通貨で億り人になる人がいる中ではそこまですごくないと思う人がいるかも知れませんが、僕はデイトレーダーみたいにチャートはほぼ見ません。
仮想通貨を勉強して、日本円より仮想通貨に貯金するほうが将来、安心と考えて投資(貯金)してるだけです。
それでは解説していきます。
テゾスとは
テゾスとは、スマートコントラクトやdAppsの開発・利用に適したブロックチェーンプラットフォームです。
スマートコントラクトとは、もともと決められた設定によって、人の手を介さず自動的に設定されるシステムです。
ある意味では自動販売機もスマートコントラクトの一種と考えられています。
「お金をいれ、ボタンを押す」という設定で、自動的にジュースがでてくるからです。
契約にかかる時間とコストを削減できるというメリットがあります。
dApps とは、 decentralized applications の略称で、日本語では分散型アプリケーションと呼ばれています。dApps はブロックチェーンを用いたサービスやゲームを提供するアプリの総称です。
テゾスは、21年5月には、F1(フォーミュラーワン)のレッドブル・ホンダと提携したことで、一気に注目が上がりました。
テゾスの特徴
コンセンサスアルゴリズムにLPoSを採用している
仮想通貨のコンセンサスアルゴリズムには、
PoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)
PoS(Proof of Stake:プルーフ・オブ・ステーク)
PoI(Proof of Importance:プルーフ・オブ・インポータンス)
PoC(Proof of Consensus:プルーフ・オブ・コンセンサス)
があります。
コンセンサスアルゴリズムとは、日本語では「合意方法」です。
仮想通貨の基盤技術となるブロックチェーンがブロックを追加する時のルールとなるコンセンサス(合意)形成を行うアルゴリズム(方法)のことを指します。
テゾスはLPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)を採用しています。
LPoS(リキッド・プルーフ・オブ・ステーク)は、PoSの一種です。
まずPoSとは、イーサリアムが採用している仕組みで、通貨の保有量によってブロックを生成する人が決まります。
通貨の保有量が多い人ほど「マイニング」を成功しやすいアルゴリズムがベースになっています。
マイニングとは「取引データを承認する作業」です。
新たなブロックを生成するために、仮想通貨の取引承認に必要ば複雑な計算(コンピューター演算)作業に協力し、その報酬として仮想通貨を手に入れる行為のことです。
「採掘」を英訳した「マイニング」からこのように言われています。
LPoSは通貨の保有量が少ない人へのチャンスも大きいのが特徴です。
保有量が少ない人は、多い人にテゾスを委任することができます。
そのため、より多くの人がブロック生成に関われるので、従来のPoSより取引承認や送金が速くできます。
独自のスマートコントラクト
スマートコントラスト機能が自動で行われる過程でエラーやバグが起こった時、ブロックに記録された内容はシステムの性質上、修正が難しいです。
テゾスは「Formal Verification(形式検証)」という契約の正当性をより厳格に調べるシステムを導入することで、契約内容の検証を技術者が数学的視点から進めることができます。
そして、テゾスは「OCaml」という検証に適したプログラミング言語を使い、スマートコントラクトの安全性を数学的に証明できるように設計しました。
そのためテゾスは従来の仮想通貨よりも安心して使えると言われています。
ハードフォークが必要ない
テゾスはハードフォークが必要ありません。
ハードフォークとはシステムの修正やアップデート時にブロックチェーンの仕様変更によってブロックチェーンおよび仮想通貨が分岐することです。
例えばビットコインではこれまで何度もハードフォークがあり、
ビットコインキャッシュ
ビットコインゴールド
ビットコインダイヤモンド
などの新通貨に分岐しています。
ハードフォークのメリット
- ユーザーが分散されることでスケーラビリティ問題(手数料高騰や取引速度の遅れなど)を解決できる
ハードフォークのデメリット
- 分岐元の通貨の価値の低下の可能性
- ハードフォークの前後で価格が大きく変動する可能性
しかし、テゾスはシステムの修正やアップデート時にハードフォークが必要ありません。
分岐で生まれた新しい通貨と互換性を持てる構造だからです。
また、通貨が分岐するような事態が起こらないので、テゾスは信頼性の高い仮想通貨と言われています。
テゾスを取り扱ってる取引所とは
テゾスを取り扱ってる国内の取引所は「bitFlyer」と「GMOコイン」です。
これらの取引所の口座を開設すれば、簡単にテゾスを購入できます。
テゾスの将来
2020年9月からテゾスのブロックチェーン技術は、フランスの中央銀行での実証実験に採用されています。
まだ実験の段階ですが、公共の機関である中央銀行に正式にその技術が採用されれば、テゾスの信頼性はますます上がるでしょう。
最近、NFT市場が注目を集めていますが、テゾスもNFT市場に参入しようとしています。
テゾスのNFTプロジェクトのひとつである「tzcolor」では、色をNFT化するプロジェクトです。
テゾスがNFT市場での存在感が高まればより注目される仮想通貨になっていくでしょう。
あなたは10年後、仮想通貨の新常識になっているテゾスを今のうちに購入して、テゾスの歩む道を一緒に体験してみてはいかかでしょう?